令和6年11月23日(日) 勤労感謝の日、浅草アサヒビール本館22階ゲストルームにおいて、第72回小倉商業高校同窓会、東京紫水会総会及び懇親会が、来賓である北九州市東京事務所長、小倉高校、小倉南高校、東筑高校、謝志会役員、そして本校参加の中開催されました。
会は三部構成となっており、第1部は商高、一橋大卒の藤本拓也氏の講演。第2部は東京紫水会林幹事長のご発声で総会がスタート。本年ご逝去された元アサヒビール会長福地茂雄様はじめ、物故者への黙祷の後、東京紫水会川野会長の挨拶では、長年会場であったアサヒビール本館ゲストルームでの開催は今回で最後である事。紫水会は小倉商業に縁を持つ人達の集う場であり有益な場であることを期待している事。しかしながら、会への参加者減少に直面している現在、状況を改善する事が当面の課題であり、ついては知恵を出し積極的に会員参加の働きかけを、皆様の協力のもと取り組みたいとの事でした。参加者は来賓を含め40名程で、本校も若い卒業生の参加者は少なく、全体の参加者も減少傾向にあるのは同様であり、同じ悩みを持っていることを実感いたしました。
第3部の懇親会では、チロリアンポッポリによるアルペンミュージックをバックに、ゆったりとした席での会話も弾み、そ和やかな時を過ごすことが出来ました。
隅田川・浅草寺など浅草一帯を見渡せ、遠くは富士山がクッキリ見える晴天に恵まれ、東京紫水会開催会場としての有終の美が飾れ、また来年は違う会場へと変わる、時代の移り変わりを感じる会でもありました。
締めは校歌斉唱ですが、旧制小倉商業学校、小倉高校商業科、小倉商業高校の3校歌を朗々と歌い上げる皆様に、時代による小倉商業高校の変遷を粛々と受け止め、伝統と歴史を愛でつつ未来へ向かう心意気を感じました。
72回を数える東京紫水会の益々のご発展を心より祈念いたしますとともに、このような機会を頂きましたことに、感謝申し上げます。
津苑会東京支部・副支部長 高校25期 河野 和仁